
七五三は、お子さまの成長を祝う大切な節目。
レンタルはお手軽ですが、お母様などが子どもの頃に使った着物があるなら、お子さまが着るのも素敵ですね!
でもちょっと待って。その着物は大丈夫?
7歳の女の子は、大人と同じように帯を結ぶ本格的な着物姿になるため、準備する物がたくさんあり、その数全部で20アイテム!
「七五三の着物に必要な小物は揃ってる?」「これは使えるの?」と悩む親御さんのために、今回は7歳七五三 着付け小物一覧としてまとめました。
しっかり準備して、思い出に残る楽しい七五三祝いにしましょう!
目 次
■七五三 7歳女の子 着付け小物一覧
① 着物(きもの)

衣装の主役となる着物。古い着物を使う場合、シミや汚れなどがないか確認しましょう。
また、サイズが合わないと着姿に影響するため、肩上げ・腰上げが必要かどうかを確認しましょう。
② 長襦袢(ながじゅばん)

着物の下に着る下着の役割。
袖や丈の長さが着物に合っているか確認しましょう。
長すぎる場合は肩上げや腰上げが必要です。
また、首元を飾る半衿(はんえり)が付いているかを確認しましょう。
半衿が付いていなかったり、汚れている場合は、キレイな物を縫い付けておきましょう。
③ 帯(おび)

袋帯(ふくろおび)は手結びで使用する本格的な帯です。
7歳で使う子ども用は約400cm×26cm。
作り帯(つくりおび)は予め作られた帯結びを紐で固定するタイプの帯です。
袋帯か作り帯、どちらかがあればOKです。
▼作り帯

④ 帯締め(おびじめ)

帯を固定する紐で、装飾性も高い小物です。
子ども用は約125cm。
⑤ 帯揚げ(おびあげ)

帯枕を包んだり胸元の飾りとして使います。
色合わせで印象が変わるため、着物や帯に合う色か確認しましょう。
子ども用は約100cm×15cm。
⑥ しごき

帯の下に巻く飾り帯。七五三らしさを出す華やかな小物です。
子ども用は約260cm×30cm。
⑦ 筥迫(はこせこ)

帯に差し込む財布のような飾り小物。
色や柄を着物に合わせて選ぶと統一感が出ます。
⑧ 扇子(せんす)

筥迫と一緒に使う小物。装飾品として、畳んだ状態で帯締めに挿して使用します。
見栄えを左右するので、きれいな状態の物を準備しましょう。

⑨ 髪飾り(かみかざり)

お顔周りを華やかにする重要なアイテムです。
大人用は大きすぎたり重かったりする場合があるので、子どもが嫌がらないサイズ感の物を選びましょう。
リボンやビーズの髪飾りなどもトレンドで、着物専用の髪飾りではなくてもお使いただけます。
⑩ バッグ

小物を入れる和装バッグ。着物とセットで色柄を揃えると全体にまとまりが出ます。
持ち手や留め具が壊れていないかを確認しましょう。
デザインにより様々なサイズありますが、画像のバック幅約17cmです。
⑪ 足袋(たび)

白が一般的ですが、赤や黒、刺しゅう入り足袋などもあります。
ブーツを履く場合は靴下を用意しておきましょう。
⑫ 草履(ぞうり)

和装用の履物。
鼻緒がしっかりと付いているか、裏側が剥がれていないか、足のサイズに合っているかなど確認しましょう。
ブーツを合わせる場合も同じく、状態やサイズを確認しましょう。
⑬ 肌着(はだぎ)、裾除け(すそよけ)

襦袢の下に着る肌着。
着物の中は蒸れやすいので、汗を吸収する綿素材だと快適に過ごせます。
上に着る肌着と腰に巻く裾除けがセットになっている物が一般的ですが、ワンピースタイプの物もあります。
肌着がない場合は普通の下着で代用できますが、上は着物を着た時に肌着が見えないように、首元が広めの下着を選びましょう。
下にはスパッツを用意しておくと良いでしょう。
⑭ 腰ひも(こしひも)

襦袢や着物を固定するために使います。
着物や体格にもよりますが、2本~3本使用します。
大人用(約200㎝)は長すぎて着付けに影響するので、子どもの用を使います。
子ども用は約170cmです。
⑮ コーリンベルト

襦袢や着物の衿合わせを整えるベルト。
両端がクリップのようになっていて、ゴムひもでつながっています。
長さ調整ができるので、子ども用、大人用の区別はありません。
⑯ 三段紐(さんだんひも)

帯結びに立体感を出すための三段になったゴム紐。
大人用、子ども用の区別はありません。
作り帯を使う場合は三段紐は必要ありません。

▲リボンや花のような帯結びは三段紐を使って作ります。
⑰ 伊達締め(だてじめ)

襦袢や着物を平らに整えるためのベルト。
布製の物、ストレッチ素材でマジックテープが付いているものがありますが、ストレッチ素材は着ている間も比較的楽に過ごせます。
大人用(約120㎝)は長すぎて着付けに影響するので、子どもの用の物を使います。
子ども用は約90cmです。
⑱ 帯板(おびいた)

帯の前を平らに美しく見せるために入れる板。
工作用紙程度の厚紙を切って代用しても良いでしょう。
子ども用は約24cm×10cm。
⑲ 帯枕(おびまくら)

帯結びに立体感を与える枕で、ガーゼで包んであり、結んで固定できるようになっています。
大人用の帯枕(幅約20㎝)は大きすぎるので、子ども用の物を使います。
子ども用は枕の幅は約13cmです。
作り帯を使う場合は帯枕は必要ありません。

▲帯枕を仕込み、帯結びにボリュームを出します。
⑳ タオル

体型を補正するために使います。ひもの食い込みを防ぐ役割もあります。
お持ちの薄手のフェイスタオルがあれば良いでしょう。
■七五三 着物小物 準備のポイント
- リストで不足品がないか確認する
→7歳七五三お持込み準備リスト - サイズを確認する
子どもの体形に合っているか、大きすぎたり小さすぎたりしないかを確認しましょう。
着物が合っていなければサイズ調整を。足袋や草履もサイズの確認を。 - 色・柄が合っているか
帯揚げ・帯締め・しごき帯・髪飾りは着物や帯と色や柄が合っているか、コーディネートを確認しましょう。 - 早めに準備する
準備がギリギリになると、不足品の購入やサイズ調整でバタバタするなんて事も。 - 名前を書いておく
美容室や写真スタジオに持ち込んで着付ける場合、自分の物と他人の物との識別が難しい⑬~⑳の着付け小物には名前を書いておきましょう。
紛失を防ぐことが出来ます。
■スタジオかれんのサービス
- 衣装事前チェック
着物が使える状態か、不足品はないか、お子さまの体形に合っているかなどをスタッフが一緒に無料で確認いたします。
ご希望の場合はご予約ください。 - 着付け小物の販売
着付けに使う一部の小物を販売しております。
【販売小物】
腰ひも・伊達締め・コーリンベルト・帯枕・帯板・肌着・タオル - 不足品のレンタル
一部の小物はレンタルを承っております。
スタジオ撮影時でもお出かけでもレンタルしていただくことができます。(一部有料)
『7歳七五三お持込み準備リスト』をご参照ください。 - サイズ調整
お子さまの体形に合わせて、肩上げ、腰上げなどのサイズ調整を承っております。(有料)
『7歳七五三お持込み準備リスト』をご参照ください。
■まとめ
7歳の七五三では、着物や帯に加えて多くの着付け小物が必要です。
事前にしっかり準備することで、当日を安心して迎えられます。
特に準備段階では、不足がないか・サイズが合っているか・色柄の統一感があるかを確認することが大切です。
『7歳七五三 お持込み準備リスト』を活用して、お子さまの七五三を素敵な思い出にしてください。
\ こちらもチェック!/
■ 『七五三結局いくら?リアルな予算例』
■ 『七五三大成功!5つのポイント』
■『七五三人気&おすすめアルバム』
■ 『七五三参りモデルコース』
>> and more コラム一覧