先日、お客様からお食い初めの儀式についてご質問をいただきましたので、あらためて、まとめてみました。
ご参考になれば幸いです。
1000年近く続いている儀式
お食い初めとは、赤ちゃんが 『一生食べ物に困りませんように』 との願いを込めて行う儀式。
地域によって違いますが、一般的には 生後約100日~120日あたりに行われることが多いようです。
平安時代には始まったとされている、1000年近く続いている習わしです。
まだ小さくて見るからに弱々しい生まれたての赤ちゃんを、大切に守り育てたい親の気持ちというのは決して変わりませんね。
赤ちゃんが健やかに育ちますように
生後約100日~120日頃というと、首が座ってくる赤ちゃんも多いと思います。
表情もはっきりしてきて、泣いたり笑ったり、本当にかわいいですよね。
離乳食にはまだ早い時期だと思いますが、お食い初めの儀式も、実際に何かを食べさせるわけではなく、『食べさせる真似』をするだけということになります。
お料理は尾頭付きの鯛、赤飯、お吸い物、煮物などで、箸で赤ちゃんの口もとへ持っていって食べさせる真似をします。
長寿を願い、同席している年長者がこの役をやることが多いそうですが、ご両親がやってもまったく問題はないようです。
お料理はご自宅で用意しても、料亭やレストランで祝い膳セットを注文しても、どちらでも都合の良い方を選ばれればよいと思います。
お食い初めの服装について
今回、お客様からはお食い初めをするときの服装についてもご質問をいただきました。
ご自宅でされるか、料亭やレストランでされるか、どなたが同席されるかなどのご事情により変わってくるとは思いますが、やはり赤ちゃんには産着を掛けてあげると、お食い初めのセレモニアルな雰囲気が増すと思います。
フォトスタジオかれん宇都宮大通り店・那須塩原乃木参道店には、お持ち出ししていただける産着を、男児用・女児用ともに多数ご用意しておりますので、ぜひご参考にしてみてください。
多くの祝福にかこまれて
この世に新しく生を受けた小さな命を支え育み、そして100年先まで続く食事の、まさに一口目という意味合いを持つお食い初め。
ぜひ、写真でも動画でも、その様子を残して次世代の子供たちへ引き継いでみたらいかがでしょうか?
ひ孫のお食い初めに同席しているひいおばあちゃんが、『私の時はこんなんだったんだよ』と言って、デジタル保存された鮮明な画像を持っていたら、同席されている皆さんはどんな反応をするでしょうね?
フォトスタジオかれん宇都宮大通り店・那須塩原乃木参道店では、『お宮参り』プランの料金でお食い初めの産着レンタルや撮影をご利用いただけます。
詳しくは、お宮参りのページをご覧ください。